【マツコ有吉のかりそめ天国】
驚きの職人技で作る、手間暇かけ過ぎスイーツ!
京都観光の際に寄ってみるのは
いかがでしょうか?

じっくり味わって
いただきたいですね!
【四条大宮】亀屋良長 伝統あんこ菓子『烏羽玉』


亀屋良長(かめやよしなが)
1803年、江戸時代に創業の老舗。
地下80メートルから汲み上げた井戸水を使用。
京都の名水で炊いたあんこを
使用した『菊もなか』や、
小倉トーストが気軽に作れる
『スライスようかん』も大ヒット中!
220年以上の歴史がある
代表銘菓『烏羽玉』(うばたま)
黒糖で炊いたあんこを
寒天でコーティングした和菓子で
その作り方は江戸時代から
製法を引き継いがれている。
今回は特別に潜入調査!
あんこは波照間島産の
黒糖を使ったこし餡。
コクはあるけど、
後には引かない甘さのあんこ。
きれいなあんこ玉ができたら、
いよいよここから職人技!
丸まったあんこを
一つずつ網の上に置いて
手作業で寒天をかけて
コーティングしている。
あんこ玉を置く人と、
寒天をかける人で2人1組で作業。
約100度の熱々の寒天を
かけていくコンビネーション技!
機械化も試してみたが、
コロコロ転がって
うまくいかなかったんだとか。
大変だけれど、
いろいろ試した中で
これがベストな方法とのこと。
タイミングが少しでもズレてしまうと
約100度の寒天が手にかかってしまうので
息がピッタリ合っていないとできない作業。
しかも、ある程度早くしないと
寒天が固まってしまうので
網から外れなくなったり、
網の跡が残ってしまう為、
1秒に1個のペースで
寒天をかけて網から移動させています!
3時間ほぼ休憩なしで作業して、
およそ6000個!
最後にケシの実をつけたら完成。
黒糖の苦味とコクの上品さが
甘さ抑えめにして、まろやか
コーティングされた寒天が
トゥルンとした舌触り!



職人技とコンビネーションがすごい!!
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阪急大宮駅から徒歩5分
【嵐山】中国料理ほぁんほぁん『京のサンプーチャン


幻の中華スイーツを京風にアレンジ!一心不乱に叩きまくる!
中華料理に和を融合させた
メニューが人気で
たっぷりの鰹節と梅を
乗せた『京の皿うどん』や
鶏と豚の合挽き肉に、
味噌としょうゆを隠し味にした
『古都の元祖焼餃子』は
お取り寄せでも大人気。
裏メニューのサンプーチャンは
作るのが難しすぎて
幻のスイーツと呼ばれている。
作り方のチャレンジ動画が
SNSで話題となったそう。
材料はシンプルで
水溶き片栗粉・卵黄・砂糖のみ。
卵黄をこして、
砂糖・水溶き片栗粉と混ぜ合わせる。
油は基本はラードを使うそうですが、
お客さんに合わせて
ピーナッツオイルを使いこともあるそう。
一番難しいのが『火加減』
最初は可能な限り火を弱くしてゆっくり火入れする。
慌てて強火にすると、すぐに卵がボソボソになる。
少しずつ卵が固まり始めると、
おたまでひたすら叩きまくる!
叩くことで卵・水分・油・砂糖を
なじませていく。
力が足りないと油と水分が分離し、
なめらかな食感にならない。
生地がまとまり、
ツヤ・粘りが出てきたら完成!
粘り気があるのに、
お皿やお箸にくっつかない仕上げにするには
熟練の技が必要。
SNSではチャレンジしても断念する人が多数。
こちらのお店ではさらに京風にアレンジ。
昆布出汁に京都の白味噌、
西京味噌と京きなこを加えてソースに。
店主が好きだという、
10本以上はぺろっと食べられちゃう
あぶり餅にヒントを得て
サンプーチャンを途中で飽きて
しまわないようにアレンジしたそう。
さらにバーナーで炙って香ばしさをプラス。
思ったより程よい甘さで、クセになる。
すごく喉越しが良いそうですよ!
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嵐山本線 車折神社駅から徒歩5分
(くるまさき神社)と読みます。
【青山】ショコラティエ パレオドール ブラン


究極のこだわりチョコレート専門店
ホワイトチョコレートを
カカオ豆から作っている
ホワイトチョコレート専門店。
お店の中に工房があり、
作ったホワイトチョコを産地別に販売。
オーナーシェフの三枝俊介さんは
チョコレート業界のスペシャリスト!
カカオ豆からチョコレートまでの全工程を作る
ビーントゥバー製法の先駆者!
地下の倉庫で世界各国から届いたカカオ豆を
手作業でキレイな豆だけを選別。
産地ごとに温度や時間を調整して、
カカオ専用のオーブンでローストする。
一晩かけて冷ましたら、カカオ豆を粉砕。
機械で皮も取り除けるが、
小さな皮の破片は手作業で取る。



皮取り作業に丸5日も
かかるんだって!!
石臼のような機械で液状化するのに
さらに4、5日かかるそうです。
普通のチョコなら砂糖を混ぜて
出来上がりですが
ホワイトチョコはまだまだこれから!
圧力をかけて油分だけ取り出した
カカオバターが原料になる。
カカオバターに砂糖・粉乳を加えて撹拌すると
やっとホワイトチョコの完成!



カカオバターを絞り出した残りは
ココアの原料になるんだって!
勉強になりました!
カカオ豆の選別から
20日間かけてようやく完成です!
こちらのお店では、
ベトナム・トリニナード・ハイチなど
産地違いで味の食べ比べもできちゃいます!
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青山一丁目駅直結↓


まとめ
・【京都・四条大宮】亀屋良長(かめやよしなが)『烏羽玉』
・【嵐山】中国料理ほぁんほぁん 嵯峨嵐山店 『京のサンプーチャン』
・【青山】ショコラティエ パレオドール ブラン『ホワイトチョコレート』